シキED感想まとめ

ネタバレあります。

今あるのはアクマ1・アクマ2

 

アクマ1

リンドが可哀想度:★★★☆☆

 

 シキルートで最初に辿り着いたエンド。家に居座るようになったあたりからずっと嫌な雰囲気がじわじわと纏わりついて、体が冷えてったよね。ダンスパーティー以降は怒涛の勢いで人が死ぬ。「もうやりたくない」って言いながら、楽しくプレイしてました。

 東京タワーでのジェキとの戦闘で改心したかと思えば、なんか闇が濃くなってたから私の心も死んでいった。アズナはそこかしこで死にまくりだったけど、まさか攻略対象キャラが全員死ぬとは思わないじゃないですか。リンドを連れてこられたときはさすがに「いやいやないない……ないないない……」って感じで言葉を失くしました。わけもわからず殺されたであろうリンドの可哀想度は★3です。

 ストーリー全体を通しては、「共感」とか、「破壊」「堕天」とか、わかりやすいテーマが見えるかな、と思いました。ひとりぼっちである自分と、同じくひとりぼっちのリツカ。寂しいわけではなかったのかもしれませんが、たぶん愛に目覚めたんでしょう。「愛情」=「破壊」だから、壊すことでしか愛せないというか、手を繋いだり抱き寄せたりするのと同じところに傷付ける行為が並んでるんだと思います。

 彼の特徴的な部分に、まずは直接相手に手を下すのではなく、周りを傷付けるというのがあります。自分の足で階段を降りてくるように仕向け、退路を断ったら後は傷付けて可愛がるだけ。なんだかヨブ記を彷彿とさせますね。状況をつくりあげ、あとはただ堕ちてくるのを待っているだけ。お前はアリジゴクか。

 最終目標を「リツカに殺してもらうこと」に絞ったあたり、シキの我侭さが見える気がします。リツカが自分を愛していることを知った上で、敢えてそう仕向ける。これから一生苦しむだろうことはわかりきっているのに。最上級の愛情表現ではあるんでしょうけど、「殺してあげる」ではなく「殺してもらう」なところが、なんだかんだ自分の幸せ最優先なんですよね。「愛する人を殺す」という苦しみを与えてあげたい、とかそういう発想だったとしても、そもそもが「苦しみ=ゾクゾク」っていう価値観の押し付けですからね。傲慢な男だなぁ。

 

アクマ2

リンドが可哀想度:★★★☆☆

 

  アクマ1を先にやってたから、ボロ雑巾製造シーンは普通に笑っちゃった。弓矢一発で全身血塗れになるのギャグでしょ。あんまりにもテンポよくさくさく死ぬから、リズムゲーかよって思えてきてますます笑っちゃう。フルコンボ

 バッドエンド回収の流れの中で見たのもあって、だいぶ感覚が麻痺してたのか、ずっと笑ってましたね。最後のスチルとか「犬神家かよwww」ってなってたし、壁に星とかお月様の飾りつけされてるのが気になってた。あとあの人数トラックとかで運んだのかな~とか、リツカの関係者全員殺したら次はどうするのかな~とか。

 こっちでは、アクマ1とは違って最終目標を定めてないんですよね。単純に絶望した顔が見たいだけ。普通っぽく言えば、彼女に喜んでほしくて毎日プレゼントを持ち帰る甲斐甲斐しい彼氏です。声だけ聞いてれば本当にそんな感じ。ちょっとスッキリしない終わり方かも。起承転結の転と結の間くらいで終わる。

 個人的にはアクマ1の方が好きです。

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